小松受け中心ブログサイト。エロ・ホモ・にょたとかそんなんばっかの予定。
トリコマTB()CM(0) |
トリコマほのぼの。一番最初の小説はやっぱり本命で行こうじゃないか…!というわけで。
トリコと小松でベタベタしてるだけです。短め。
トリコと小松でベタベタしてるだけです。短め。
おおきなひとだ。
というのが小松から見たトリコの第一印象であると同時に。
深く優しい色をした、髪の青さにも目を奪われた。
(いつか触れてみたいとは思っていたけど、まさかあっさり)
「なんだよ触りたいんじゃねーのか?」
小松の(トリコから見たら)細い足に頭を乗せたトリコが何の気なしに問う。小松はえ、え、とどもりながら弁解を口にした。
「いえ、あの、触りたいんですけど…いいんですか?」
「なにがだよ」
「…触っても」
「だぁから、いいッつってんだろ?」
小松は気づいていないだろう。
トリコはわざわざ背の低い小松のためにそのようなかっこうをしてやっているというのは。
身長が2m以上あるであろうトリコの髪に触れようなど、テーブルにでも上らねばまず無理で。
触ってみたいんですけど、と遠慮がちに許可を求めてきた小松にいいだろう、むしろ歓迎だと思ったトリコはそれを理由にソファに小松を座らせてその足の上に頭を乗せる、いわゆる膝枕をすることに成功したのである。
「重くないか」
「あ、はい。大丈夫です。…じゃあ、失礼して」
そ、っと。小さな料理人の手が青い髪に触れる。トリコはその仕草に快感に似た感情を感じたがそれも顔に出るほどではなく、鈍感な小松に悟れるわけがなかった。
「すごくしっかりした髪の毛ですね…でもどこかふわふわしてて…なにより、」
「…なにより?」
一度言葉を切った小松にその先を促すようにトリコは相手を見上げた。小松は緊張ぎみだった表情を柔らかく崩して、
「この髪色…すごくきれいですよね」
こころのそこからだと、聞かずともわかる言葉だった。
「トリコさんに初めて会ったときからすごくきれいだなって。一度でいいから触れてみたかったんです」
叶って嬉しいと。
「でも1回だけにしとこうと思ったのに…こんなに手触りがいいといつまでも触っていたくなっちゃいますね」
トリコは目を細めた。
天然発言も大概にしていただきたい。理性が飛びそうになる。
ただでさえ美味そうなヤツなのに。
「触りゃいいじゃねーか」
「へ?」
「俺の髪でいいなら」
これくらいならバレねえだろうと小松の頭に手を伸ばす。触れた黒髪は自分のそれよりもずっと細くて柔らかい。若葉のようだとトリコは思った。
ずっと触れたいと思っていたのはおなじことで。
「いつでも触らせてやるから、代わりにお前の髪も触らせろよ」
気持ちを伝えるのはもう少し先と決めてある。とりあえず、今はこうして互いに触れ合うことに慣れるところから始めようか。
時間はいくらでもあるのだから。
「は…はいっ」
心からの小松の笑顔がどんな食材よりも眩しいと思った。
初・トリコマ。例のごとく甘い。
恋人未満な二人、多分すでに両思い。トリコは相手を困らせないように小松を少しずつ自分に触れさせることからはじめてる。
憧れの人であるトリコに触るのは失礼なんじゃないかと気がひけてる小松をさりげなくリードしてほしいなあと思いました。
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